ことわざの意味
自分のした行いの報いを、自分自身が受けること。本来は善い行いも悪い行いも含みますが、現在は主に「悪い行いの報いとして、自分自身が苦しむこと」という意味で使われます。
用例
周囲の忠告を無視して暴飲暴食を続けた結果、体調を崩したのは自業自得だ。
ことわざの由来
仏教の経典に由来する言葉です。「業(ごう)」とは人間の行為(サンスクリット語でカルマ)を指します。自分がなした行為の結果は、他ならぬ自分自身が受け取らなければならないという「因果応報」の教えに基づいています。
類似のことわざ
英語の類似のことわざ
- You reap what you sow.(自分が蒔いた種は自分で刈り取る)
- What goes around comes around.(自分のしたことは巡り巡って自分に返ってくる)
- You made your bed, now lie in it.(自分で作ったベッドなのだから、そこで寝なさい=自分のしたことの責任は自分でとれ)