ことわざの意味
やせ細り、生気なくうなだれた様子のこと。また、喪中の家の犬のように、主人を失い孤独でみじめな状態にあることのたとえ。元気をなくし、頼りなくさまよう様子を指す。
用例
「長期入院から退院した彼は、累々として喪家の狗の如しという有様でげっそりとやせ細っていた。」
「会社が倒産し、職を失った彼は累々として喪家の狗の如しと言うべき状態で、毎日をぼんやりと過ごしていた。」
「大切な友人を失い、しばらくは累々として喪家の狗の如しのように、何もする気になれなかった。」
ことわざの由来
中国の古典に由来することわざ。孔子が諸国を遊説して歩いていたとき、弟子が人に孔子の風貌を尋ねたところ、「累累乎若喪家之狗」(骨ばかりで喪中の家の犬のようだ)と評されたという故事から。孔子自身もこの評を笑って認めたとされる。喪中の家では主人の死で悲しみに暮れており、飼い犬も食事をもらえずやせ細るイメージから、疲弊した様子の比喩となった。
類義語
- 骨と皮ばかりになる
- 形骸化する
英語の類似のことわざ
- Like a lost dog without its master.