ことわざの意味
礼儀も度を超えて過剰になると、かえって相手に失礼な印象を与えてしまうこと。何事も適度が大切で、行き過ぎた丁寧さはかえって逆効果になることを表す。
用例
「毎回過剰な挨拶や謝罪を繰り返すと、相手が疲れてしまう。礼も過ぎれば無礼になるから、自然体を心がけよう。」
「接客業でも過度なへりくだりは客を困らせることがある。礼も過ぎれば無礼になるという言葉を忘れずに。」
「丁寧に断ることは大切だが、何度も謝り続けると逆に相手の時間を奪ってしまう。礼も過ぎれば無礼になるとはそういうことだ。」
ことわざの由来
礼儀は人間関係を円滑にするための大切な習慣だが、それが過剰になると形式的・形骸化して相手に負担や不快感を与える。「過ぎたるは及ばざるが如し」と同じ精神に基づき、礼節もほどほどが肝心だという教えである。特に日本の文化では過度なへりくだりが時に相手の行動を制限することもあるため、バランス感覚の大切さを教えた言葉。
類義語
- 過ぎたるは及ばざるが如し
- 程々が肝心
対義語
- 礼儀正しい
- 節度を守る