木から落ちた猿きからおちたさる

ことわざの意味
最も得意とする場所や環境を失った者は、その力を発揮できず弱くなってしまうという意味。猿は木登りが得意だが、木から落ちれば何もできないことから。

用例

「長年勤めた会社を退職した後、彼は木から落ちた猿のように、どこへ行けばよいか迷っていた。」

「地元では敵なしだったあの選手も、全国大会に出ると木から落ちた猿で、早々に敗退してしまった。」

「専門分野を離れてしまえば、どんな専門家も木から落ちた猿になってしまうものだ。」

ことわざの由来

木登りが得意な猿も、木から落ちてしまえばその得意な場所を失い、ただの動物になってしまうことから生まれたことわざ。自分の得意な環境や専門分野の外に出ると実力が発揮できないことを戒める言葉。「猿も木から落ちる」が能力者の失敗を表すのに対し、こちらは環境・場所を失ったことによる無力感を表す。

類義語

対義語