ことわざの意味
二つの物事の重要性、優劣、損得などを比較し、どちらを選ぶべきか検討すること。
用例
- 仕事とプライベートを天秤にかけて、どちらを優先すべきか悩む人は多い。
- 新しい事業を始める前に、予想されるリスクとリターンを慎重に天秤にかける必要がある。
- 友情と恋人のどちらを取るか、彼女は天秤にかけられたようで不快だった。
ことわざの由来
重さを量る道具である「天秤(てんびん)」が由来です。 天秤は左右の皿に物を載せ、その傾き具合で重量のバランスを見たり、重さを比較したりします。この様子から転じて、物理的な重さだけでなく、価値、重要度、利害といった抽象的な事柄を左右に乗せ、どちらが自分にとって重い(重要あるいは得である)かを見極めようとする心理的な動作を指すようになりました。
類似のことわざ
- 秤にかける(はかりにかける):天秤にかけると同義。物事の優劣や損得を考え合わせること。
- ソロバンを弾く(そろばんをはじく):損得や利害を計算すること。
- 品定め(しなさだめ):物品の良し悪しや優劣を判断すること。人柄や容姿についての評価にも使われる。
英語の類似のことわざ
- Weigh the pros and cons.
- Weigh one against another.