咳唾珠を成すがいだたまをなす

ことわざの意味
すぐれた人物のせきばらいや唾(つば)でさえも珠(玉)になるという意味。才能のある人は、ちょっとしたことやさりげない言葉・行動でも価値があり、人々に感銘を与えるということ。

用例

「あの作家は咳唾珠を成すで、日記に書いた短い走り書きでさえ名言として後世に語り継がれている。」

「一流の職人の手にかかれば廃材も芸術品になる。咳唾珠を成すとはまさにこのことだ。」

「偉大な指導者は咳唾珠を成すで、何気ない一言が多くの人を勇気づけることがある。」

ことわざの由来

中国の古典詩に由来する表現で、「咳唾(がいだ)」はせきばらいと唾のこと、「珠(たま)」は宝石・真珠を指す。優れた詩人や文人の何気ない言葉や表現でさえも、宝石のような価値を持つという意味で使われた。後に転じて、優れた才能を持つ人の言動すべてに価値があることを表す表現として定着した。

類義語

英語の類似のことわざ

  • Every word from a wise man is a pearl.
  • Even a word from a genius is gold.