命は天に在りいのちはてんにあり

ことわざの意味
人の命は天が定めるものであり、人間の力でどうにかできるものではないという意味。人智を超えた運命・天命の存在を説いた言葉。

用例

命は天に在りというが、それでも最善の治療を尽くすのが医師の使命だ。」

「どれだけ健康に気をつけていても命は天に在りで、人の寿命は計り知れない。」

「危険な手術を前に彼は「命は天に在り、あとは天に委ねるしかない」と覚悟を決めた。」

ことわざの由来

孔子の言葉「死生命あり、富貴天にあり」(論語・顔淵篇)が由来とされる。生死は天命によって定まり、富や貴さも天が決めるものだという意味で、人間の努力の限界と天命への敬意を説いた。日本でもこの儒教思想が広く受け入れられ、人の力を超えた運命・宿命の存在を表す言葉として定着した。

類義語

  • 死生は命なり
  • 天命を知る
  • 運命は天に任せよ

対義語

英語の類似のことわざ

  • Man proposes, God disposes.
  • Life and death are in God’s hands.