今の情けは後の仇いまのなさけはのちのあだ

ことわざの意味
今の時点で親切にすることが、後になって相手の自立を妨げたり、逆恨みされたりして、かえって仇(あだ)になることがある。優しさや親切が必ずしも良い結果をもたらすとは限らないという戒め。

用例

今の情けは後の仇というが、子供を甘やかしすぎると、大人になって苦労することになる。」

今の情けは後の仇というように、毎回助け舟を出すことが、彼の自立心を損なっているのかもしれない。」

「部下のミスを毎回かばっていたが、今の情けは後の仇になるかもしれないと、上司は考え直した。」

ことわざの由来

「情け」は親切心・思いやりのこと。「仇」は害・損害のこと。一時的な優しさや温情が、相手の成長機会を奪ったり、依存心を育てたりすることで、長い目で見れば相手のためにならないという教え。「情けは人の為ならず」という考えと対比されることもある。本当の情けとは、相手の長期的な幸せを考えた上での行動であることを示唆している。

類義語

対義語

英語の類似のことわざ

  • Kill them with kindness.
  • The road to hell is paved with good intentions.