ことわざの意味
わずか三寸(約9cm)の舌(口先)ひとつで、五尺(約150cm)もある大きな身体を滅ぼしてしまうことがある。軽率な言葉や不用意な発言が、自分自身を破滅に追い込むという戒め。
用例
「三寸の舌に五尺の身を亡すというが、あの政治家は軽率な一言で長年の信頼を失ってしまった。」
「三寸の舌に五尺の身を亡すというように、SNSでの不用意な発言が彼のキャリアを台無しにした。」
「怒りに任せて暴言を吐いてしまったが、三寸の舌に五尺の身を亡すの言葉が頭をよぎり、後悔した。」
ことわざの由来
「三寸」は昔の長さの単位で約9cm、舌の大きさを表す。「五尺」は約150cmで、人の身長を表す。つまり、ほんの小さな舌(言葉)が、自分の全身(人生)を滅ぼしかねないという対比を用いたことわざ。言葉の力を恐れ、発言には慎重であるべきだという教えを示している。
類義語
- 口は禍の元
- 舌は禍の根(したはわざわいのね)
- 物言えば唇寒し秋の風(ものいえばくちびるさむしあきのかぜ)
対義語
- 沈黙は金(ちんもくはきん)
英語の類似のことわざ
- The tongue is mightier than the sword.
- A slip of the tongue may ruin the whole game.