ことわざの意味
嘘として言っていたことが、偶然にも本当のことになってしまうこと。また、冗談で言ったつもりが、図らずも真実となってしまうこと。
用例
「会社を休む口実に『法事がある』と嘘をついたのだが、翌日に本当に親戚の法事の連絡が入った。まさに嘘から出た実だ。」
ことわざの由来
本来は事実ではない「嘘」が、何らかの拍子や偶然の重なりによって「実(じつ=真実)」に転じるという、皮肉な逆転現象を表現しています。「実」は「まこと」とも読みます。言葉に出したことが現実を引き寄せてしまうという言霊(ことだま)の思想にも通ずる部分があります。
対義語
- 事実は小説よりも奇なり(嘘のような話が事実であること)
類似のことわざ
- 瓢箪から駒が出る
- 怪我の功名