身から出た錆(みからでたさび)

ことわざの意味
自分の行為の報いとてして禍災を蒙(こうむ)る。自分の悪行が元で、結果として自分が苦しむこと。

類似のことわざ

出典について

法句経-第二百四十番」「錆は鉄より生ずれど、その鉄を傷つくるが如く、穢れある人は己の業により悪処に導かれん」

法句経(ほっくぎょう) 原始仏教の経典。パーリ原典は423の詩から成る。釈迦の教えとされる。現実の深い洞察の上に、人間の真実の生き方を平易に説く。中国では、呉の支謙ら訳2巻があり、また、初唐の偽経「仏説法句経」がある。「ダンマパダ」=パーリ語Dhammapada、真理の言葉の意味。