ことわざの意味
1. 枝道が多いため逃げた羊を見失うという意味で、学問の道があまりに色々に分かれているため、容易に真理を得難(がた)いこと。
2. 転じて、方針があまりに多いために、どれを選んだら良いのか思案に余ること。
2. 転じて、方針があまりに多いために、どれを選んだら良いのか思案に余ること。
類似のことわざ
- 岐路亡羊
出典について
「列子-説符」「大道以多岐亡羊、学者以多方喪生」 漢の楊子の隣家で羊を逃がし、追いかけたがあまり分かれ道が多くて、その羊を見失った。同様にものを学ぶ者は、根本の理を求めず多方に拘(こだわ)ろうとすると、結局一つも得るところなく終わる。