類は友を呼ぶ(るいはともをよぶ)

ことわざの意味
似たような傾向を持つ者は、自然に寄り集まるものである。また、気が合うものはおのずから集まるものである。

ことわざの由来

元は「類を以って聚まる」で、「類は友を呼ぶ」は江戸時代の日本で派生したものとされる。「類を以って聚まる」は悪い意味が強いので、良い意味でも使える「類は友を呼ぶ」の方が広く普及したと考えられる。14世紀後半の「太平記-二十二」では、まだ、「されば物は以類聚る習ひなれば、彼が甥に所大夫房快舜とて、少しも不劣悪僧あり」として記されている。

類似のことわざ

出典について

易経-繋辞・上」「方以類聚、物以羣分、吉凶生矣」<方(ほう)は類を以って聚まり、物は羣(むれ)を以って分れて吉凶生ず>