ことわざの意味
1. 天地未開の混沌とした状態を切り拓(ひら)くこと。
2. 転じて、今まで誰も行なえなかった事を成し遂げること。前例がないこと。
2. 転じて、今まで誰も行なえなかった事を成し遂げること。前例がないこと。
ことわざの補足
「天荒」は、まだ開かれていない荒蕪(こうぶ)の地やそのような状態。
類義語
出典について
「唐言-巻二」「以破天荒、銭七十万資蛻」、「北夢瑣言-巻四」「劉蛻舎人、以荊解及第、為破天荒」 唐代に荊州から挙人の合格者が一人も出ず、天荒と呼ばれたが、大中年間に劉蛻が初めて及第したので、それを天荒を破ったと称したという。
唐言(とうせきげん) 五代の王・定保(ていほ)著。唐代の貢挙(官吏登用試験)や雑事に付いて述べたもの。