急いては事を仕損じる(せいてはことをしそんじる)

ことわざの意味
焦って物事を進めると、失敗してしまうということ。焦らず落ち着いて行動することの大切さを説いています。

用例

  • 「急いては事を仕損じる」というから、もう少し慎重に計画を練り直そう。
  • 彼はいつも「急いては事を仕損じる」と自分に言い聞かせ、難しい仕事も落ち着いてこなしている。

ことわざの由来

このことわざの由来ははっきりとはわかっていません。しかし、江戸時代の書物「世話尽」に「急き事は仕損ずる」と記されており、江戸時代には広く使われていたことがわかります。

類似のことわざ

英語の類似のことわざ

  • More haste, less speed.(急ぐほど遅くなる)
  • Haste makes waste.(急ぎは無駄を作る)