光陰矢の如し(こういんやのごとし)

ことわざの意味
月日が過ぎるのは、飛ぶ矢のように非常に早い。だから無為に送るな、という戒めの意味を含む。

類似のことわざ

類似の英語のことわざ

  • Time flies (like an arrow).

出典について

李益「遊子吟」 「光陰如箭」

ことわざに関連する人物の詳細

李益(りえき) 中唐の詩人。隴西姑蔵(甘粛省武威市南)の人。字(あざな)は君虞。748-827。大暦4年(769)進士に及第。地方官を歴任していたが、詩名が憲宗に聞こえ、秘書少監・集賢殿学士に抜擢、後に礼部尚書にまで至った。大暦十才子の一人で、当時、李賀と並び称された。嫉妬深い性格から「妬癡尚書李十郎」と呼ばれたという。