行きがけの駄賃(ゆきがけのだちん)

ことわざの意味
本来の用事のついでに、別のことも片付けてしまうこと。思いがけず二つの利益を得るたとえ。

用例

  • 駅までの行きがけの駄賃に、コンビニで買い物を済ませてしまおう。
  • 郵便局へ行く行きがけの駄賃に、クリーニング店に寄ってシャツを受け取ってきた。

ことわざの由来

「駄賃」とは、駕籠かきや馬子などに与えたわずかな報酬のこと。転じて、ついでに何かをしたときにもらえる思いがけない利益という意味で使われるようになりました。

類似のことわざ

英語の類似のことわざ

  • Kill two birds with one stone.(一石二鳥)
  • Get something for good measure.(おまけをもらう)