画竜点睛(がりょうてんせい)

ことわざの意味
完全なものにするために、最後に大切なところに手を加え仕上げること。また、肝心のところに手を入れることで全体が見違える仕上がりになること。

参考:「睛」とは瞳や黒目のことを指す。

用例

  • 彼のプレゼンテーションは素晴らしい出来だったが、最後の画竜点睛を欠いていた。
  • このプロジェクトはほぼ完成しているが、最後に画竜点睛を加えれば、さらに素晴らしいものになるだろう。

ことわざの由来

中国の南北朝時代の梁の画家、張僧繇(ちょうそうよう)が竜の絵を描いた際、瞳を描き入れたところ、竜が本物になって天へ飛び去ったという故事に由来しています。

類似のことわざ

  • 最後の一仕上げ
  • 仕上げは肝心