ことわざの意味
目先の損失にとらわれず、将来的に大きな利益を得るために、あえて損をすること。
用例
- 今は赤字でも、将来的にシェアを拡大するために、「損して得取れ」の戦略で事業を進めている。
- ここで安売りすれば一時的には損をするが、長い目で見れば顧客が増え、結果的に「損して得取れ」になるだろう。
ことわざの由来
商売において、一時的な損失も、将来的な利益につながるならば許容すべきという教訓から生まれたと考えられています。
類似のことわざ
- 待てば海路の日和あり
- 長い目で見る
- 腐っても鯛
英語の類似のことわざ
- Cast a sprat to catch a salmon.(小さな魚を投げて、大きな鮭を釣る)
- No pain, no gain.(痛みなくして得るものなし)