地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)

ことわざの意味
地獄の閻魔(えんま)の裁きの際にも金で有利になるということから、世の中はお金さえあれば大抵のことは自由にできるということ。

用例

  • あの人は賄賂を使って罪を逃れた。まさに「地獄の沙汰も金次第」だ。
  • 彼は「地獄の沙汰も金次第」という言葉を信じ、なりふり構わずお金儲けに走った。

ことわざの由来

地獄の裁判官である閻魔大王でさえ、お金の力には勝てないという意味から。いつからかは不明であるものの、お金の力は何ものにも勝るという意味で使われるようになった。

類似のことわざ

  • 閻魔も小判(えんまもこばん)
  • 貧すれば鈍する(ひんすればどんする)

英語の類似のことわざ

  • Money talks.