千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから)

ことわざの意味
どんな大きな事業も、身近なところからの小さな積み重ねから始まるということ。また、遠大な目標であっても、まず足元から着実に努力を重ねていくことの重要性のたとえ。

用例

  • 「千里の道も一歩から」というように、まずは毎日欠かさず単語を10個ずつ覚えることから始めよう。
  • 難しい目標に思えるかもしれませんが、「千里の道も一歩から」です。焦らず少しずつ進んでいきましょう。

ことわざの由来

中国の古典「老子(ろうし)」の六十四章の一説「千里之行、始於足下(せんりのこうは、そっかにしげん)」に由来します。「千里の道」とは、非常に長い道のりのことで、「一歩」とは、その始まりを意味します。つまり、どんなに長い道のりでも、最初の小さな一歩から始まるという意味です。

類似のことわざ

英語の類似のことわざ

  • Little strokes fell great oaks.(小さな一撃も偉大な樫の木を倒す)
  • A journey of a thousand miles begins with a single step.(千里の道も一歩から)