ことわざの意味
罪を犯した行為は憎むべきであるが、罪を犯した人自身まで憎んではいけないということ。
用例
- 罪を憎んで人を憎まずという言葉があるように、彼を恨んではいるが、いつか許してあげたいと思っている。
- 罪を憎んで人を憎まずとは言うが、実際にそれを実践するのは難しい。
ことわざの由来
古代中国の思想家、孔子の言葉とされています。孔子の思想を弟子たちが書き記した書物「孔叢子(こうそうし)」の刑論に由来します。
類似のことわざ
- 情けは人の為ならず
- 悪事は憎むべきも悪人は哀れむべし
英語の類似のことわざ
- Hate the sin, love the sinner.(罪を憎んで人を愛せ)