ローマは一日にしてならず(ろーまはいちにちにしてならず)

ことわざの意味
大事業を成し遂げるには、長い時間と地道な努力が必要であることのたとえ。

用例

  • 「ローマは一日にしてならず」というように、このプロジェクトも成功させるには、地道な努力が必要だ。
  • 「ローマは一日にしてならず」だから、焦らずにじっくりと目標達成を目指しましょう。

ことわざの由来

この言葉は、スペインの作家セルバンテスの小説『ドン・キホーテ』に出てくる言葉に由来すると言われています。古代ローマ帝国が、長い年月をかけて築き上げられたことから、大きなことを成し遂げるには時間と努力が必要であるという意味で使われるようになりました。

類似のことわざ

英語の類似のことわざ

  • Rome wasn’t built in a day.
  • Great things are not done by impulse, but by a series of small things brought together.

ことわざを使った文学作品

  • セルバンテス『ドン・キホーテ』- 「ローマは一日にしてならず」は、大事業を成し遂げるためには、日々の積み重ねが重要であることを教えてくれることわざです。