抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)

ことわざの意味
ひっくり返るほどに大笑いすること。腹をかかえて笑い転げるさま。抱腹は腹を抱えて大笑いすることで、絶倒は息が止まりそうになって倒れるという意味から。

用例

  • 友人の話があまりにも面白く、抱腹絶倒してしまった。
  • 抱腹絶倒の映画で、劇場は笑いの渦に包まれた。

ことわざの由来

この言葉は、中国の古典「漢書(かんじょ)」の「李広蘇建伝(りこうそけんでん)」に由来しています。匈奴との戦いで捕虜となった蘇武が、匈奴の使者の話を面白おかしく伝え聞いた、という記述が元になったという説が有力です。