勝てば官軍(かてばかんぐん)

ことわざの意味
最終的に勝利した者が正義となり、道理や正当性は後からついてくる、あるいは無視されるという考え方。権力闘争や社会の成り立ちにおける現実的な側面を示唆する言葉。

用例

「歴史を振り返ると、勝てば官軍という側面は否定できない。敗れた側は悪として扱われることが多いからね。」 ことわざの由来 主に、戦国時代以降の日本の戦乱の歴史の中で、勝利した大名や勢力が正当性を主張し、敗北した側は賊軍として扱われたことに由来すると考えられています。権力を持つ者が歴史を都合の良いように解釈したり、記録したりする傾向を指す言葉とも言えます。

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