目から鼻へ抜ける(めからはなへぬける)

ことわざの意味
1. 目と鼻は最も近いところにあることから、目から鼻へ抜けるように早いという意味で、利口で物事を理解するのが素早いこと。判断が素早いこと。
2. 抜け目がなく、やる事が敏捷(びんしょう)であること。

ことわざの由来

上方落語『鹿政談』には、「大仏の目から落ちた人が、機転を利かして鼻の穴へ抜けたことによる」とあるが、定かではない。これよりも、単に「目と鼻の位置が近いから」という方が、信憑性がある。