424.【ほ】 『墨守(ぼくしゅ)』
『墨守』
城や領地などを頑固に守り通すこと。転じて、古い習慣や自説などを堅く守って変えないこと。 例:「旧習を墨守する」
故事:墨子は、良く城を守り、楚の軍を退けた。
出典:墨子(ぼくし) 墨子、及びその門流の論説を集めた書。前5世紀頃。現行本は15巻53編。尚賢・尚同・兼愛・非攻・節用・節葬・天志・明鬼・非楽・非命の10論23編を中心とし、経編・経説編などの論理を説く部分、備城門編などの築城術・迎敵の法を説く部分から成る。思想の主要な点が、儒家の考えと真っ向から対立するため、久しく支配階級から無視されてきたが、清朝になって研究する者が増えた。
人物:墨子(ぼくし)・(ぼくてき) 中国戦国時代初期の思想家。前490頃〜前390頃。魯(ろ)の人。名は(てき)。墨家(ぼっか)の始祖。「兼愛交利(血縁によらない無差別の愛、相互扶助)」を説き、礼楽を無用の消費として排斥、「節倹勤労」の重んずべきことを主張、儒家と対立した。
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