舟に刻みて剣を求む(ふねにきざみてけんをもとむ)

ことわざの意味
ものごとに拘(こだわ)るばかりに、事態の変化に対応する力がないこと。融通が利かないこと。旧習をいつまでもいつまでも守る愚かさを戒める言葉。

類似のことわざ

出典について

呂氏春秋-察今」 中国の楚の人が舟中から水中に剣を落とし、慌てて舷(ふなべり)を刻んで印を付け、ひたすらその印の下を探した。 

呂氏春秋(りょししゅんじゅう) 池魚の殃い 参照。