桃李言わざれども下自ずから蹊を成す(とうりいわざれどもしたおのずからけいをなす)

ことわざの意味
桃や李(すもも)は何も言わないが、花の美しさに惹(ひ)かれて多くの人が集まってくるから、木の下には自然と道ができる。徳望のある人のところには、自(みずか)ら求めなくても、その徳を慕(した)って人が自然と集まって来ることの喩え。

出典について

史記-李将軍(李広)列伝・賛」「諺曰、桃李不言、下自成蹊、此言雖小、可以諭大也」