椽大の筆(てんだいのふで)

ことわざの意味
垂木(たるき)のような大きな筆という意味から、転じて、立派な文章のこと。堂々たる大文章。

類似のことわざ

  • 椽筆(てんぴつ)

出典について

晋書-王珣伝」「珣夢人以大筆如椽与之」 東晋の王珣(おうじゅん)が、垂木のような大きな筆を与えられた夢を見た。程なく孝武帝が崩御し、その弔辞(ちょうじ)や諡号(しごう)を定める文章を書くことになった。後に、王珣は、「大手筆(だいしゅひつ)」と称された。