【はさ】〜【はせ】

−−−−−−−はさ(#hasa)−−−−−−−
・端境期
(はざかいき) 1.新穀収穫の頃、即(すなわ)ち、古米に代わって新米が市場に出回り始める時期。9、10月の頃。2.一般に、農産物や商品の新旧交代期で、品薄になる時期のこと。
・鋏を入れる
(はさみをいれる) 1.鋏で切る。 例:「テープに鋏を入れる」 2.切符に、改札係が鋏(パンチ)で穴を空けたり、一部を切り取ったりする。使用済みの証明。3.樹木の刈り込みをする。また、毛髪の手入れをする。4.映画のフィルムを編集の段階でカットする。

−−−−−−−はし(か)(#hasi2)−−−−−−−
・恥隠る(はじかくる) 恥が外に現われないという意味で、人前で恥ずかしい目を見ないで済むこと。恥を掻かないで済むこと。
・箸が転んでも可笑しい年頃
(はしがころんでもおかしいとしごろ) 日常のごく普通のできごとにも良く笑う年頃。特に、女性の十代後半を言う。 類:●犬が駆け出しても笑う
・端が端
(はしがはし) 極めて詰まらないもの。取るに足りないもの。 類:●末が末 用例:源氏−紅梅「端が端にもおぼえ給はぬは、なほたぐひあらじと」
・端から
(はしから) 順を追って次々と。手当たり次第に。どんどん。
・端くれ
(はしくれ) 1.木などの端を切ったもの。切れ端。片端。また、ある物のほんの一部分。わずかな量。2.取るに足りない存在であるが、一応はその同じ類に属している者。つまらない者。 類:●末(すえ)●末輩(まっぱい)●末流(ばつりゅう) 例:「役者の端くれ」
・梯子酒
(はしござけ) 次から次へと場所を変えて酒を飲み歩くこと。 類:●梯子飲み●梯子
・梯子を外される(はしごをはずされる) 高い地位や主導的立場に祭り上げらされたのに、仲間や味方が態度を変えたために孤立すること。 類:●飼い犬に手を噛まれる煮え湯を飲まされる背負い投げを食う

−−−−−−−はし(さ)(#hasi3)−−−−−−−
・恥知らず
(はじしらず) 恥ずべきことをしても平然としていること。また、そういう者。 類:●鉄面皮 例:「この恥知らずめが」

−−−−−−−はし(た)(#hasi4)−−−−−−−
・端た金
(はしたがね) 僅(わず)かの金銭。ある金額に達しない、半端な金銭。 類:●端銀(はぎん)●目腐れ金
・端たない
(はしたない) 1.どっちつかずである。中途半端である。しっくりしない。 用例:伊勢−一「ふる里にいとはしたなくてありければ心地まどひにけり」 2.決まりが悪くて居た堪(たま)れない。間が悪くて引っ込みが付かない。 用例:枕草子−127「はしたなきもの、こと人を呼ぶに我ぞとてさし出でたる。物など取らする折はいとど」 3.迷惑である。思い掛けないことで不都合である。 用例:宇津保−蔵開中「大将の君、用なき物ども取り出でてけるかな、はしたなしと思ひ給へり」 4.礼儀に外れていて品がない。上品ではない。下品だ。無作法だ。卑(いや)しい。情けない。みっともない。 例:「そんな端たない言葉を口にするな」 用例:宇津保−俊蔭「さばかり乱れてはしたなかりつるに」 5.素(そ)っ気ない。つれない。無愛想である。 用例:源氏−紅葉賀「うち過ぎなまほしけれど、あまりはしたなくやと思ひ返して」 6.程度が甚(はなは)だしい。激しい。強(したた)かである。 用例:宇治拾遺−一1「雨風はしたなくて、帰るに及ばで」 ★「ない」は接尾語で、意味を強調し、形容詞化する働きを持つ。ここでは、「非常に半端である」が原義。 補注:語尾の「なし」は語源としては否定の意味をもたないが、形容詞「無し」と同形のため、次第に否定的な表現と一般に理解されるようになり、語意が変化した<国語大辞典(小)>
・箸で銜めるよう
(はしでくくめるよう) 箸を使って食べさせるという意味で、十分に理解できるように懇切に教えること。 類:●噛(か)んで含める
・馬耳東風
(ばじとうふう) 《四熟》 馬の耳に東風が吹いても感じないという意味で、人の意見や批評などに注意を向けず、聞き流すこと。他人の言葉に耳を貸さないこと。 類:●秋風耳を過ぐ馬の耳に風馬の耳に念仏柳に風犬に論語兎に祭文牛に経文牛の角に蜂 出典:李白の詩「答王十二寒夜独酌有懐」「吟詩作賦北窓裏、萬言不直一杯水。世人聞此皆掉頭、有如東風馬耳

−−−−−−−はし(な)(#hasi5)−−−−−−−
・端なくも
(はしなくも) 思い掛けなくも。 類:●図(はか)らずも ★「端なく」に詠嘆の気持ちを込めた言い方。 
参考:端なく(はしなく) これという兆(きざ)しもなく。図らず。ふと。ゆくりなく。 用例:俳・新花摘「四更ばかりに、はしなくまくらもたげて見やりたるに」 用例の出典:新花摘(しんはなつみ) 発句・俳文集。一冊。与謝蕪村。寛政9年(1797)刊。俳論、見聞録や怪異談を収める。亡母追善のために、一日十句の形式で毎日句作した137句の発句と、発句平句論・骨董論・五つの孤狸(こり)談などの散文から成る。蕪村没後、門人の月渓(げっけい)が、自ら挿絵を描いて刊行したもの。
・恥なし(はじなし) 1.容貌や教養などが、人前へ出ても恥ずかしくない。見劣りしない。後(おく)れを取らない。 用例:源氏−絵合「今の浅はかなるも、昔のあとはぢなくにぎははしく」 2.人前でも恥ずかしがらない。厚かましい。厚顔である。 用例:源氏−乙女「うち合はずかたくなしき姿などをもはぢなく」
・箸にも棒にも掛からぬ
(はしにもぼうにもかからぬ) あまりに酷(ひど)過ぎてなんとも取り扱いようがない。どうしようもない。手が付けられない。 類:●箸にも掛からぬ●縄にも蔓にも掛からぬ煮ても焼いても食えぬ ★箸を使って取り上げたものか棒を使って取り上げたものかさえ迷うような酷いもの、ということから。 出典:教草女房形気(おしえぐさにょうぼうかたぎ) 合巻本。山東京山、鶴亭秀賀。25編50冊。弘化3年(1846)〜明治元年(1868)。八文字屋本の気質物に倣った作風で、町家の女房たちを扱った全部で5話からなる続きもの。各編の序で和漢の故事を引き、婦女子に対する道徳教訓を説いた。
・箸の上げ下ろし
(はしのあげおろし) 箸を上げたり下ろしたりするような、細かな一挙一動。ちょっとした動作。些細なこと。 例:「箸の上げ下ろしにまで文句を言う」
・恥の上の損
(はじのうえのそん) 恥を掻いただけでなく、更に損をすること。
・恥の上塗り(はじのうわぬり)[=掻(か)き上げ] 恥を掻いた上に、更に恥を掻く。重ねて恥を掻く。
・恥の恥(はじのはじ) 恥を掻いた上に、また恥をかくこと。 類:●恥の掻き上げ●
恥の上塗り

−−−−−−−はし(ま)(#hasi7)−−−−−−−
・始まらない
(はじまらない) 「〜しても始まらない」の形で使う。なんにもならない。しても無駄である。それほどの効果もない。 用例:滑・浮世風呂−二「気を腐したってはじまらねへ事だ」
・初め有らざるなし、克く終わり有るは鮮なし(はじめあらざるなし、よくおわりあるはすくなし) 民は最初は善を慕う心を持っているが、善を全(まっと)うする人は少ない。誰でもものごとのし始めは立派であるが、最後まで貫く者は少ない。有終の美を飾ることが出来る者は少ないということ。 出典:「詩経−大雅・蕩」「靡不有初、鮮克有終
・始め有るも終わり無し
(はじめあるもおわりなし) 小人(しょうじん)は仕事を始めても、それを成就しないものである。人に節操がないことの喩え。 類:●初め有らざる靡し克く終わり有るは鮮なし 出典:「晋書−劉聡載記」
・始め有る者は必ず終わり有り
(はじめあるものはかならずおわりあり) ものごとには必ず始めと終わりがある。ものごとが永遠に続くことは有り得ない。生を受けたものは必ず死ななければならない。 出典:「
揚子法言−君子」「有生者必有死、有始者必終、自然之道也」 用例の出典:法言(ほうげん) 中国の儒学書。13巻。前漢。揚雄撰。「論語」の体裁(ていさい)を模して聖人を尊び王道を論じたもの。道家(どうか)の言葉で儒教を説き、孟子荀子の調和を試み性善悪混淆説を唱える。「揚子法言(ようしほうげん)」。 人物:揚子(ようし)揚雄(ようゆう) 中国、前漢末の文人思想家。字は子雲。前58年〜後18年。成帝の側近に仕え「甘泉賦」「長楊賦」などを作った。思想家としてもすぐれ、著に「太玄経」「揚子法言」「方言」「蜀王本紀」など。
・初めから長老にはなれず
(はじめからちょうろうにはなれず) 何事も一足(いっそく)飛びにはいかないものだ、ということの喩え。
・始め煌き
(はじめきらめき) 1.ものごとが初めばかり華々しいこと。2.ものごとの始めをきちんとすること。
・始めたる
(はじめたる) 1.初めての。最初の。 用例:栄花−つぼみ花「ことのほかにめでたければ、これをはじめたる例になりぬべし」 2.下に打ち消しの言葉を伴って、今に始まったことではない。目新しいものではない。 用例:曾我物語−三「はじめたる事にはあらね共」
・始めつ方(はじめつかた) 始めの方。最初の頃。 類:●前方(まえかた)
・始めのあらまし
(はじめのあらまし) ものごとの起こりから現在までの過程の凡(おおよ)そのこと。ものごとの始終を説明するときに使う言葉。 類:●
始めの首尾
・始めの煌めき(はじめのきらめき) 1.ものごとが初めばかり華々しいこと。2.ものごとの始めをきちんとすること。
・始めの囁き後のどよみ(はじめのささやのちのどよみ)[=どよめき] 初めは秘密にしてひそひそと話していただけのことが、やがて後には世間の評判となり、大勢に言い騒がれること。
・始めの首尾
(はじめのしゅび) ものごとの起こりから現在までの過程の一部始終。ものごとの顛末(てんまつ)を説明するときに使う。 類:●
始めのあらまし
・始めは処女の如く、後は脱兎の如し(はじめはしょじょのごとく、のちはだっとのごとし) 孫子の兵法の1つ。初めは弱々しく見せ掛けて敵を欺(あざむ)き、後には見違えるような強い力を示して攻撃する。 出典:「孫子−九地」「是故始如處女、敵人開戸、後如脱兎、敵不及拒」
・始めを原ね終わりに反る
(はじめをたずねおわりにかえる) ものごとの始めから終わりまでを残らず知る。ものごとの全体を知り尽くす。 出典:「易経−繋辞・上」
・恥も外聞もない
(はじもがいぶんもない) 恥じることもなく、世間の噂も気にしない。体面や面目などを意に介さないで、ものごとに一途(いちず)になっている様子。 例:「恥も外聞もなく泣いて命乞いした」

−−−−−−−はし(や)(#hasi8)−−−−−−−
・馬車馬のよう
(ばしゃうまのよう) 馬車を引く馬が、目に覆(おお)いをされて追い使われるように、脇目も振らずに働くことの喩え。また、そのように酷使(こくし)されることの喩え。 例:「馬車馬のようにこき使われる」
・馬上で天下を得ても、馬上で天下は治められぬ
(ばじょうでてんかをえても、ばじょうでてんかはおさめられぬ) 武力で天下を取ることはできる。しかし武断政治では天下は治まらない。 
陸賈が劉邦に向かって言った言葉。
・箸より重いものを持ったことがない
(はしよりおもいものをもったことがない) ご飯を食べる箸よりも重いものを持ったことがないという意味から、大事に育てられて肉体労働の経験が全くないことの喩え。
・端折る(はしょる) 1.着物の裾(すそ)をからげて帯に挟む。 用例:咄・鹿の子餅−尻端折「貴様も尻をはしょった」 2.省いて短く縮める。簡単にする。 類:●省略する 例:「話を端折る」 
★「はしおる」の変化<国語大辞典(小)>
・場所を踏む
(ばしょをふむ) 度々経験を重ねる。経験を積む。 類:●場数を踏む

−−−−−−−はし(ら)(#hasi9)−−−−−−−
・柱なき所に宿取るな
(はしらなきところにやどとるな) 柱のない家に泊まるのは危険である。転じて、危なそうな人の所には、身を寄せるものではないということ。 類:●君子危うきに近寄らず
・柱には虫入るも鋤の柄には虫入らず
(はしらにはむしいるもすきのえにはむしいらず) 怠(なま)けている者は誘惑に負け易く、勤勉に働いている者は誘惑になど負けないということ。
・走る馬に鞭
(はしるうまにむち) 走っている馬を、鞭打って、更に速く走らせる。ものごとの勢いを、更に増すこと。 類:●駆け馬に鞭拍車を掛ける流れに掉さす●帆掛け舟に櫓を押す
・走れば躓く
(はしればつまずく) ものごとは、慌てるほど失敗し易いものである。急ぐときほど慎重に事に当たれということ。 類:●急いては事を仕損じる

−−−−−−−はし(わ)(#hasiwa)−−−−−−−
・橋渡し
(はしわたし) 1.両岸から橋を架け渡すこと。架橋(かきょう)。2.転じて、両者の間に立って、仲立ちをすること。また、その人。 類:●仲介●取り持ち 例:「二人の仲を橋渡しする」
・橋渡しは丸太ん捧でも
(はしわたしはまるたんぼうでも) 争いごとの仲裁に入って纏(まと)めてくれるなら、誰でも構わないし、どんな方法でも有り難いということ。 類:●挨拶は時の氏神


−−−−−−−はし(を)(#hasiwo)−−−−−−−
・恥を掻く
(はじをかく)[=取る・見る] 人前で恥ずかしい目に会う。 類:●面目を失う
・恥を隠す
(はじをかくす) 恥を人に知られないように押し隠す。世間に知られては拙(まず)いことを包み隠すこと。 類:●恥を包む 
反:■恥を曝す
・恥を曝す(はじをさらす) 大勢の人の前で恥ずかしいことをしてしまう。公衆の面前で辱(はずかし)めを受ける。自分の不名誉を大勢の人に知られる。 
反:■恥を隠す■恥を包む
・恥を知る
(はじをしる) 恥ずべきことを知る。恥を恥として知る。 例:「恥を知れ」
・恥を捨つ(はじをすつ) 恥ずかしさを感じる心を捨ててしまったという意味で、恥ずかしいということなどまったく気にしないこと。恥を恥とも思わない。
・恥を雪ぐ
(はじをそそぐ・すすぐ)[=雪(きよ)む] 失った名誉を取り戻す。不名誉を償(つぐな)う。 類:●恥を清む●雪辱する●恥を拭(ぬぐ)う
・箸を付ける
(はしをつける)[=下(おろ・くだ)す] 物を食べるうために、箸で挟(はさ)んだり刺したりする。また、食べる。食べ始める。
・箸を取る
(はしをとる) 1.食事を取る。物を食べる。2.食事を始める。
・箸を持って食うばかり
(はしをもってくうばかり) それ以上はないほどに世話が行き届いている状態。
・恥を見る(はじをみる) 恥ずかしい目に遭わせる。恥を掻かせる。

−−−−−−−はす(#hasu)−−−−−−−
・筈が合わぬ
(はずがあわぬ) 弓の弦に筈が合わないという意味で、ものごとの調子が巧く合わないこと。良く適合しないこと。また、予想が巧く当たらないこと。 用例:浮・傾城禁短気「人の妻(さい)となつて筈が合わず」
・恥ずかしながら(はずかしながら) 恥ずかしいことですが。面目(めんぼく)ない、決まりが悪い、と引け目を感じながら述べるときの前置きの言葉。また、自分を謙遜して言う言葉。 類:●汗顔の至り 例:「恥ずかしながら小生の作です」
・蓮っ葉(はすっぱ) 言動が浮薄なこと。特に、女性の態度や行ないに品がないこと。また、そのような女。 →「蓮葉(はすは)」 類:●お転婆お侠(きゃん) 例:「蓮っ葉な女」 
★「蓮葉」の促音添加<大辞林(三)> 補注:語源については蓮の葉商いが際物商売で、その場限りであることからとも、「斜端(はすは)」の意ともいい、諸説がある<国語大辞典(小)>
・筈に掛かる
(はずにかかる) 相撲の「筈押し」から転じて、ものごとの進行が順調な態勢に入ったり、攻撃が有利な態勢になったりすること。
・バスに乗り遅れる(ばすにのりおくれる) 1.時流に取り残される。他人に遅れを取る。 類:●時代遅れ●流行遅れ●大時代 2.好機を逃す。方向転換や切り替えの時を誤まる。 類:●遅れを取る証文の出し遅れ大魚を逸す長蛇を逸す 
★英miss the busから<国語大辞典(小)> ★元来は、miss the boatであったという。
・蓮葉
(はすは・はすば・はすわ) 1.蓮の円く楯形をした葉。2.浮薄なこと。軽弾みなこと。軽率なこと。言動に慎みがないこと。 用例:伎・
けいせい弘誓船「辞りなしに首切る云は、ほんに蓮葉な仕方ではあるぞ」 3.特に、女性の態度や動作が下品で軽弾みなこと。浮気なこと。 類:●蓮っ葉 用例:長唄・京鹿子娘道成寺「都育ちははすはな者ぢゃえ」 4.なまめかしく、異性をひきつけること。また、浮気なこと。また、その様子。 用例:浄・八花形「なさけも有つて蓮葉に見えて、どうでも男のなりふりぢや」 5.服装や造りなどが、軽薄なまでに派手であること。 用例:浄・鬼鹿毛無左志鐙−二「金元結の茶筌髪、二つ刀の落差し、蓮葉で華奢で」 蓮の葉商いが際物商売で、その場限りであることからとも、「斜端(はすは)」の意ともいい、諸説がある<国語大辞典(小)> 用例の出典@:けいせい弘誓船(けいせいぐぜいのふね) 歌舞伎狂言。近松門左衛門か? 元禄13年(1700)。作者名がないが、近松作と推定。この年「花に酔えり 其近松の門の海老」と評判記に記される近松門左衛門でござーい!> 用例の出典A:京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ) 長唄、歌舞伎。宝暦3年(1753)。藤本斗文作詞、杵屋作十郎・弥三郎作曲。安珍清姫の伝説に基づいて作られた能の『道成寺』が原作。 用例の出典B:傾城八花形(けいせいやつはながた) 浄瑠璃。錦文流。8巻。元禄16年(1703)?。竹本座初演。・・・詳細調査中。
・弾みが付く
(はずみがつく) 調子や勢いが良くなること。ものごとが勢いに乗って調子良く進むようになること。 類:●調子が付く●勢いが付く
・弾みを打つ(はずみをうつ) 反動で跳ね返る。物が反動で弾き飛んだり、弾んだりすること。 例:「弾みを打って尻餅を付く」
・弾みを食う(はずみをくう)[=食らう] 他の余勢を受ける。他の勢いに巻き込まれる。
・筈を合わす
(はずをあわす)[=に合わす] 1.調子を合わせる。 類:●ばつを合わせる 2.約束を果たす。[日葡辞書

−−−−−−−はせ(#hase)−−−−−−−
・櫨の実と栴檀で気が知れん(はぜのみとせんだんできがしれん) 地口の一つ。 木が知れんと気が知れんの洒落。櫨の実と栴檀の実はよく似ているが、木はまったく違うことから言う。
・鯊は飛んでも一代、鰻はぬたっても一代
(はぜはとんでもいちだい、うなぎはぬたってもいちだい)[=鰻はのたっても一代] 鯊も鰻も一生を送ることに変わりはないという意味で、人の一生には貧富・賢愚・身分の違いはあっても、然(さ)して変わらぬものであるという喩え。 類:●鱧も一期、海老も一期

<は行>―・―<慣用句のTOP>―・―<次ページ>